第2子不妊 多嚢胞性卵巣の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
34歳 女性
最近、腰痛が酷くて冷えやすい為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。
話を伺いますと、お子様を産んでから体調が悪いようです。
基礎体温も35.0℃~36.3℃と低体温のようです。
生理も2か月ほど来ていないようです。
細かく話を伺いますと第2子不妊でもう一人赤ちゃんが欲しいという事です。
ホルモン検査の結果
FSH 4.2
LH 4.2
PRL 6.3
E2 37
の状態です。
この値から多嚢胞性卵巣の疑いがあるように思います。
実際に伺いますと6年前に多嚢胞性卵巣、高プロラクチン血症、左側の卵巣がチョコレートのう腫、両方の卵管が細いそうです。
中国医学的に診ますと『腎陽虚(じんようきょ)』、『気滞血瘀(きたいけつお)』の状態と考えます。
そこで、温めたり腎を補う漢方、血の巡りをよくする漢方をお渡ししました。
2週間して疲れ、腰痛が良くなってきたという報告を受けました。
また、朝起きやすくなり、立ちくらみも無くなったきたそうです。
舌の状態は紫色が残っていますが、苔が少なくなっていました。
基礎体温はまだ、35℃台になる事がありますので、引き続き飲んで頂いております。
1年ほど漢方薬を続けて頂き、二人目は男の子が授かられました。
出産後や流産の後の1~3か月はできるだけ、無理をしない方がいいと思います。
出産後や流産の後に無理をすると第2子不妊や更年期障害、
一生付き合っていかなければならない病気になりやすくなります。
ゆっくりと休養をとる事も実はとても大切な事です。
自分の体を大切になさってくださいね。
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